がんの免疫療法には副作用が無い?標準治療とまとめて解説

がんの治療には副作用を伴う可能性が高く、つらい思いをするかもしれないと不安を感じている患者さまが多いかと思います。

当社が紹介している”第四の治療法”「がん免疫療法」は副作用が比較的少ない治療法となっています。しかし副作用が全くない訳ではありません。

そこで今回は抗がん剤治療(標準治療)と免疫治療、両方の副作用についてまとめました。

抗がん剤の副作用は種類によって異なる

上記は抗がん剤の副作用の発現時期を大まかにイメージで表したものです。

実際は個々の薬で異なり、時期も使用する薬や個人によって差があります。

抗がん剤は基本的に副作用が出やすいため、患者さまのQOLの低下や薬物療法の延期・中断に繋がる恐れがあります。

また副作用が強い割には数日で効果がなくなるため定期的に接種しないといけません。

副作用を軽減するには食事等に気をつけ、適切に支持療法を行うなどケアが必要です。

免疫療法の副作用<免疫チェックポイント阻害剤について>

人の体は、免疫細胞で異物から体を守っていますが、これが過剰に暴走しないようにする仕組みを備えています。がん細胞はこの仕組みを悪用して、免疫細胞に攻撃されない状態を作っている事があります。

この状態を改善するのが免疫チェックポイント阻害剤であるオプジーボやキイトルーダで、これらは標準治療に認められている抗がん剤の一種です。

免疫チェックポイント阻害剤を使用する事で、がん細胞への攻撃は高まりますが、同時にがん以外の正常な細胞への攻撃性も高まってしまいます。

特徴は全身性であることと長期化する可能性が高いことです。

<副作用の例>

・内分泌障害
・肺障害
・胃腸障害
・神経、筋、関節障害

・肝機能障害
・皮膚障害
・腎障害 など

標準治療で使用されるものなので、がん細胞への効果は期待できますが、2種類の免疫チェックポイント阻害剤を併用することも多く、出現頻度や重症度が共に高い傾向にあります。
但し、いずれも標準治療という豊富な治験データの中で組み立てられた治療法のため、医師の適切な管理のもとでは過剰に恐れる必要はありません。
免疫療法の処置でも、免疫細胞ががん細胞を攻撃しやすくなるように、これらの薬を用いる場合がありますが、使用する量は少ないため副作用が出る可能性は低いです。

免疫療法の一般的な副作用

がんの状況や部位に応じて、特定の免疫細胞を患者さま自身の体から採取し、増やして再び戻す手法や、採取した免疫細胞の遺伝子を操作して、がんの目印に対する反応性を高める手法があります。

前者の手法は樹状細胞やNKT細胞などを使用した自由診療として一般的な免疫治療で、発熱や接種部位の発赤など軽微な副作用が見られることがあります。

後者の手法は一部のがんで保険承認されている治療法ですが、正常な細胞も攻撃してしまうことにより臓器障害や脳浮腫などによる中枢神経系の副作用が見られます。

また、遺伝子操作で活性化した免疫細胞がサイトカインという物質を放出することで、発熱・頭痛・吐き気・頻脈・血圧低下・動機・呼吸困難・肝障害などの症状を引き起こすサイトカイン放出症候群と呼ばれる症状が出ることがあります。

いずれもがんの治療として有効な治療法になりますが、決して素人判断で治療を選ばず、それぞれの専門医のもとで適切な治療を行うことが重要です。

参考文献:がんがみえる第1版・メディックメディア、よくわかるがん免疫療法ガイドブック第2版・金原出版株式会社

まとめ

標準治療と免疫治療の
副作用の違い

抗がん剤

薬や個人によって差があるが、基本的に副作用が
出やすい

副作用を抑えるには支持療法を用いる必要がある

免疫療法

免疫療法の一部には抗がん剤を使用することもあるが、少量のため副作用は強くない

一般的な免疫療法では副作用は軽微だが、一部副作用に気をつけなければならない治療法がある

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